鶏口牛後

神奈川の自宅でソフトウェア開発をする一人親方のブログです。

羽田空港で飛行機乗って羽田空港に引き返してきた話

はじめに

久しぶりの投稿です。
まぁ、タイトルのとおりなんですが、珍しい体験かと思うんで記録しておくことにします。

熊本に出張の予定でした

フリーランスのエンジニアが出張なんてあるの?って感じですよね。
詳しくは書けないんですが、SIer時代のツテで、お役所関連の仕事を手伝っていて、熊本に出張の予定でした。

飛行機に乗ると

家を出発するのがやや遅れて、保安検査場を25分前に通過して、何とか飛行機に乗りました。
離陸してしばらくして、機長からの以下のような話がありました。

  • 今回のフライトは「条件付き運行」となる
  • 到着地の天候などの影響で、目的地に着陸することができず出発空港に引き返すことがある
  • 熊本空港には自動着陸の装置があるが、今、点検中でそれが使えない
  • 今回は、操縦士の目視・手動運転によって、着陸する
  • 今日の天候だったら、十分、着陸できる見込みなので「ご安心ください

と、まぁ、少し着陸が遅れるかもなー、ぐらいに思っていました。

着陸態勢に入ってから

なんとなく、エンジンもおとなしくなって、着陸態勢に入ってしばらくして、急にエンジン音と加速、上昇を感じました。
直感的にこれは、着陸を諦めたんだなと思いました。

しばらくして、機長から

  • 空港付近に雲があって視界が悪く着陸を諦めた
  • 一度、安全な高度まで上昇し、ふたたび着陸を試みる
  • 今回は1時間ほど余計に飛行できるだけの燃料を積んでいる

とアナウンスがありました。

ざわつく機内

平日の午前のフライトなんで、お仕事っぽいおじさん達がざわつきはじめます。

  • トイレに行ったり
  • 仲間と今後の相談をしたり
  • 機内 Wi-fi につないで、メッセージ送ったり

私も 機内 Wi-fi につないで、メッセージやりとりしましたが、通信速度が激遅なんでなかなか既読になりませんし、返信も遅いです。

3回目のリトライ後に

着陸態勢に入ってしばらくして、急加速・急上昇を3回繰り返した後、飛行機は羽田に一直線に戻り始めました。
アナウンスよりも前に、JALの運行状況のページを見て、引き返していることを知りました。

これは後から知ったんですが、この日の熊本行きの飛行機で羽田に引き返したのは、私が乗った便だけでした。

運行状況

羽田に到着

9:55に羽田を出発して、14:15頃に羽田に到着しました。
何か疲れたし、腹減った。

降りたところには、こんな案内が。

乗り換え案内

機内のメッセージのやりとりで、すでに私の出張はなくなったのですが、一応、お電話で関係各所にご連絡。
まあ、不可抗力ですよねと。  

さて、とりあえず、飯でも食いますか。
海外から帰ってきたくらいの勢いで、寿司屋に突進(Youは何しに羽田へ)。

空港寿司

普段行かない、展望デッキにも行って写真撮りました。

羽田展望デッキから

おわりに

羽田空港でお土産をいくつか買って帰宅したときには、17時を過ぎていました。
はぁー、疲れた。
徒労とはまさにこのことですね。

最近、ブログ書いてないから、今年はまた何か書きます。
ではでは。