鶏口牛後

神奈川の自宅でソフトウェア開発をする一人親方のブログです。

17年ぶりにハワイに行ってきました

はじめに

先日、家族でハワイに3泊5日で旅行してきました。

僕がハワイに行ったのは、2002年の新婚旅行依頼なので、17年ぶりのハワイです。

1日目

成田を日本時間の21時に出発し、7時間ほどのフライトでホノルルに着きます。

到着すると現地は朝なので、機内でなるべく睡眠を取らなければいけないのですが、どうせ熟睡はできないだろうと諦めて『ボヘミアンラプソディ』と『アリー / スター誕生』を立て続けに観てしまいました。

ホノルルに着いてすぐにはチェックインできないので、アラモアナショッピングセンターにて時間をつぶしました。

前回来たときは、Foot Lockerでたしか珍しいデニム生地のAir Max Plusを購入したんですが、17年後に再び、しかも子供達と同じ店でスニーカーを眺めていると不思議な気持ちになりました。

長男は「『Foot Locker』って本当にあるんだ、ゲームの中だけだと思ってた」って言ってました。

お昼頃、ホテルにチェックインし、少しゆっくりしてから、とりあえずホテルの目の前にあるプライベートビーチへ。

正直もう本当に眠いのですが、ここで昼寝してしまうと昼夜逆転してしまうので、頑張って遊びます。

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調子に乗って、ビーチサイドで、お酒を頼んだりしました。

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頑張って遊んだ後、再びアラモアナショッピングセンターに出向き、フードコートで夕飯を買い込んで部屋に戻ります。

長い1日で疲れたので1日目は部屋で食事です。

部屋で食事をしているとすぐ近くのビーチで花火があがりました。

泊まったホテルでは、毎週金曜日に花火があがるらしく、バルコニーから見下ろすと、たくさんの人がビーチに座り込んで花火を楽しんでいました。

下の娘は花火があまりにも近くで上がるので、その爆音に耳を押さえながらも笑って花火をみてました。

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2日目

朝早く起きて、事前に申し込んでいたバナナボートで遊んできました。

はじめてのバナナボートだったので、どうせなら記憶だけじゃなく記録にもしっかり残したいと思い、出発直前にGoPro Hero7 BlackDusk Whiteを購入しました。

www.itmedia.co.jp

バラエティ番組で、芸人のヘルメットに付けられている小さいビデオカメラですね。

matome.naver.jp

今回は、

  • 自撮りじゃなくて、自分の主観映像が撮りたい
  • 海に落とされても大丈夫なようにしっかりマウントしたい

と色々考えた結果、ネックマウントして臨みました。

GoPro公式のパーツは高いので、Amazonで事前に購入しました。

Amazon CAPTCHA

インストラクターから外してくださいと注意されたらどうしようと心配してましたが、特に注意されず(というかおそらく気付いてすらいない)、撮影することができました。

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首からぶら下げているGoProがライフジャケットに挟み込まれて、こんな感じで両サイドが隠れてしまってます。

が、ネックマウントがライフジャケットに包み込まれている格好になるので、安定感は抜群です。

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海に落とされた瞬間など、迫力ある動画が撮れたので、大変満足でした。

一度、海に落とされた後、バナナボートに乗り込むのがかなり大変で、そこでかなり体力使いました。

ボートを運転している太ったおっさんが、ボートを拾いにくるときに「What's happen?」と言ったので、思わず日本語で「What's happen? じゃねーよ、お前が落としたんだろ」ってギリギリ聞こえない程度の音量でつぶやきました。

もう一回落とされたら、妻の体力がヤバそうだなと思ってたんですが、海に落とされたのは結局最初の1回だけでした。

港に戻ってきて、同行した女性のカメラマンが撮影した写真や動画をみせてくれました。

GoProだとどうしても私の主観映像だけになってしまうので、これはこれでほしいねということになり、$50ほどでしたが購入しました。

ほどよい疲労感が心地いい朝でした。

事件発生

バナナボードから帰ってきて、ホテルの部屋に戻り、シャワーを浴びたり、先ほど購入した写真や動画をラップトップでダウンロードしたりしました。

こういうときに、ラップトップがあると便利ですね。

で、家族全員がシャワーを浴び終わると、もう12:00近くになっていたので、ホテル内のレストランに行きました。

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アメリカンなハンバーガーとビールでお腹いっぱいになりました。

その間、部屋をあけたのは1時間ほどでしょうか?

部屋に戻ったとき、ドアが少し空いていました。

あれ、ベッドメイキングはさっき終わってたけどな。

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あれ、机の上のラップトップが、

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ない。

頭の中が真っ白になりました。

たしかに机の上には出しっぱなしにしておいたけども。

いや、でも、部屋の中だよな。

これってどうしようもなくない?

廊下にベッドメイキングのおばさんがいたので、My laptop is lostと伝えたら、私は盗んでないよと、プライベートのカバンまでみせてくれました。

たしかにありません。

そこから、どうしたかというと、家族を部屋に残し、1人でとりあえずチェックインカウンターに向かいました。

チェックインカウンターで、それはマネージャーに言ってくれ、と冷たく言われたのですが、マネージャーってどこだよってなって、で、そっちだよって言われて行ったら女性のマネージャーがずっと電話してて。。。

そこに別の男性のマネージャーがきたので、つたない英語で説明しました。

ランチから戻ってきたら、ラップトップがなくなってたんだと。

マネージャーが「ホテルのセキュリティを部屋に行かせるから部屋で待っててくれ」と言ったので、部屋に戻りました。

しばらくして、インターホンがなり、セキュリティが部屋に入りました。

部屋の入り口で、英語を話せるかと聞いてきたので、「Maybe」と答えました。

そこからは、事実関係を一つ一つ伝えます。

  • 最後にそれ(ラップトップ)をみたのはいつか
  • いつ無くなったことに気付いたか
  • 無くなったのはそれだけか

などなどです。

肝心なところというか難しい部分は、セキュリティが部屋の電話から日本語の通訳を呼び出して行われましたが、つたない英語でも8割は伝えられたのではないかと思います。

よく英会話は度胸だといいますが、納得できる気がします。

伝えなきゃという気持ちというか、諦めずに伝えようとする気持ちが大事だと痛感しました。

セキュリティが今度は(地元の)警察を呼ぶがいいか?と聞いてきました。

海外旅行保険の支払申請には、きっと必要なんろうなと思って、「OK」と答えました。

まもなくして、制服をきた警官がきます。

セキュリティとは知り合いだったようで、親しげに会話してます。

ドアのところで、いくつか質問してきました。

  • 警官. 部屋を出るとき、ドアがしまっていることを確認しましたか?
    • 僕. 完全に閉まっているかどうかは確認していない
  • 警官. DO NOT DISTURBの札はかけていた?
    • 僕. かけていない

ドアを開けた状態で手を離し、ドアが完全に閉まるか何度も確認してました。

あくまで僕の憶測ですが、こういう事件が他にもあったのではないかと。

で、なければ、入ってきてすぐにその質問をしたり、ドアの開閉の確認はしないのではないかと思います。

警官が部屋に入ってからは、セキュリティにも説明した内容のほぼ繰り返しでした。

途中、仮に犯人が捕まったら起訴しますか?

という質問を英語でされましたが、難しい単語のため分かりませんでした。

すると、何ヶ国語もある翻訳書類の中から日本語の文書を出して、指差してくれたので意味が分かりました。

最初、訳がわからず「Yes」と答えてしまいましたが、無言の空気を感じたので「No」と答えました。

警官は「あー、だよね」という顔をしてました。

最後に「Report No.」が記された小さいメモのような紙を渡されました。

正直、内容は分かりきらなかったのですが、

  • 被害届を作るのに2日間ほどかかる
  • 書類を取り寄せるには、そのメモにかかれている番号に電話してくれ

ということだったようです。

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警官が部屋を去った時点で15:00近かった気がします。

失意の中、外出

何とも言えないドヨーンとした空気が流れ続けています。

「気を取り直して」と言える状況ではなかったですが、ショボくれていてもラップトップは帰ってきません。

とりあえず、出かけます。

女子たちは、お土産を配りまくらなければいけないらしく、何をお土産にするのか悩んでましたが、結局、割と定番の「ホノルル・クッキー」に決めたようです。

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(後ほど、大量に買わされます)

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途中、Apple Storeを見つけますが、また盗まれる可能性がないわけでもないので、スルーします。

ディナー

この日のディナーは、出国前にOpen Tableから事前に予約していたD.K. Steak House

『DK Steak House』のご予約(HIHonolulu)| OpenTable

分厚いステーキ肉は、柔らかすぎず、ほどよい噛みごたえで味わい深く、控えめに言って最高でした。

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チップ高めでしたが、大満足でした。

部屋に帰って、とりあえず、新しいラップトップをネット注文しました。

帰国したぐらいのタイミングで自宅に届くと最高なのですが、キーボードなどカスタマイズしているので1週間ほどかかりそうです。

3日目

朝、6時頃起きて、ホテルの周りを走ってみました。

特にランニング用のウェアを用意していなかったので、水着(海パンと長袖のラッシュガード)できっちり5km走りました。

朝早くから、ホテルのレストランで朝食をとってる人、同じくランニングしている人、散歩している人、釣りしている人、サーフィンしている人など様々な楽しみ方をしている人をみかけました。

何だか満たされた気持ちになりました。

部屋に戻っても家族は誰一人起きてきません。

8:30頃、遅めの朝食をとりました。

午前中、プライベートビーチでひとしきり遊んでから、ホノルル市街に繰り出します。

今日のランチは、日本にもいくつも出店している「Eggs 'n Things」。

www.eggsnthingsjapan.com

インスタ映えするパンケーキのお店です。

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娘は甘くないオムライスみたいなの注文してました。

ちょっと私に似て食事はガッツリ系が好みなんですね。

食後、調子に乗って、Eggs 'n ThingsのTシャツを買ったんですが、さすがにXLは大きすぎました。

まあ、オーバーサイズ流行ってるし、暑くなったら着ると思います。

そこからは、ショッピングをしたり、高橋果実店でフルーツのシャーベットを食べたりしました。

Henry’s Place (高橋果実店) - ワイキキ/フルーツパーラー [食べログ]

夕食は1日目と同じくアラモアナショッピングセンターにて調達。

ポキ丼なるものを見つけたので、買ってみました。

www.aloha-street.com

「ポケ」は「アヒ(マグロ)のぶつ切りをお醤油やごま油で和えた、ハワイのローカルフード」らしいです。

日本人は違和感なく食べれると思います。

何でも量が多いので大変ですが、普通に美味しかったです。

4日目(帰国)

朝早くチェックアウトして、旅行会社のバスに乗って空港に向かいます。

帰りの飛行機では、「グリーンブック」を観ました。

重めのテーマだったので、そこからは日本のバラエティ番組ばっかりみてました。

有吉のハワイのやつとか。

成田に着いて、ひたすら長い歩道を歩きながら家族にGoProを向け、「どう?楽しかった?」と話しかけたら妻が「楽しかった。また連れて行ってね。」と行ってくれたのが嬉しかったです。

よっしゃ、頑張ろうという気持ちになりました。

おわりに

後日、日本からホノルル警察に国際電話してみました。

Report No.を伝えるところまでは良かったのですが、リポートはEメールには送ってくれなくて、郵送かFAXのみということでした。

返送用の封筒と国際返信切手券なるものを同封してエアメール送りましたが、いまだに返信ありません。

ちなみに、海外旅行保険は、ホテルのセキュリティに書いてもらったレポートの控えと、ホノルル警察の警官がくれた小さいメモで十分でした。

その代わり、1点あたり10万円が限度らしく、先日、10万円が無事振り込まれました。

ラップトップをそもそも旅行先に持っていかないほうがいいのでは?という気もしましたが、盗まれていなければ、2日目か3日目の夜などはちょっと使ったかもなとは思うわけです。

まあ、持っていくなら、常に持ち歩くか、スーツケースに入れて鍵をかけ、かつ持ち逃げされないようにチェーンか何かで柱か何かにくくりつける、以外に道はなさそうです。

あと、ラップトップ1台体制だと盗難だけでなく、故障のときにもピンチになるので複数台体制にしておくのも重要かと思いました。

お金貯めてもう1台買おう。

ではでは。